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“箸休めゆず香”11年目の製造報告【第80報】

11月25日に11回目の製造の終わった“箸休めゆず香”、ようやくお店への陳列、予約頂いた方への発送等も終わり一段落、ホッとしています。
今期は柚子の不作で頂く農家を新たに捜さなくてはならず大変でした。柚子農家の確保と柚子の熟れ具合を写真に撮り熟れ具合順に写真を並べ収穫順序・日程を決めれば半分仕事が終わった感覚です。

“箸休めゆず香”は名前もない北九州市小倉南区最南部のおかず、おつまみでしたので、北九州市の特産品とするには商品の謂われと食べ方から提案しないといけませんでした。
今では4枚のリーフレットで食べ方などを提案して販売しています。

販売場所は栞にありますのでどうぞ今期も宜しくお願い致します。

【製品の原材料名】 柚子、砂糖、食塩(柚子は種以外の果皮、果肉、果汁の全てを使います)

                  2022.12.17 #箸休めゆず香
1-ゆず香の栞 20220817 2022年秋季用 表裏一体 A4 版
①箸休めゆず香の栞

1-20200306 オードブルQRコード入り
②おしゃれなユズのコンフィ/3種の味の楽しみ方

1-20180914 美味しい召し上がり方
③美味しい召し上がり方

1-20211123 製品一覧 2割値上げ
④製品一覧と食べ方


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“箸休めゆず香”Hashi-yasume Yuzu-ka コロナ禍での9年目の報告と来期10期目【第79報】


今期もコロナ禍2年目で大変な年でした。緊急事態宣言発令での新幹線や航空機の減便でお客さんがいなくなりJR小倉駅のお店は長期休業、業務用でモーニングセットやスイーツなども提供いただいている北九州空港のお店は細々と営業されましたがメニューの縮小で業務用800g入りの販売機会がなくなってしまいました。

また、“箸休めゆず香”は平尾台特産として主にお土産店に販売頂いているので平尾台自然の郷、小倉城/しろテラス、花農(はなの)公園(旧農事センター)/ひまわり市場は北九州市の第三セクター運営となっているためまず一番に休業することとなります。このままでは仕事の継続は困難でしたが、緊急経済支援策にどうにか該当したお陰で支援金が入りこの秋にも製造できるようになりました。かなり面倒な手続きでしたので諦めて事業の継続を止められた方もいるでしょうね。

こんな中での今期のトピックスは、6月30日のJR小倉駅新幹線側3階にオープンしたおみやげ街道ビエラ小倉店で販売頂いたこと、7月に北九州市ふるさと納税返礼品へ登録いただいたこと、7月27日のRKBラジオ、ウメコ食堂、スナッピー号に訪問頂いたことでしょうか。何もしないと退場となるだけですが、ふるさと返礼品への採用で年末でもないのに2件も“箸休めゆず香”を指名・購入いただきこの秋が楽しみになりました。

もう一つ報告があります。この秋からは商品を値上げさせていただきます。柚子などは数年前から1割、2割と徐々に値上げした価格で購入しています。ビンなどの資材も消費税の関係などで値上げされていますので、10年目となるこの秋から製品の値上げ(70g入り/税込;450円➡540円)を予定しました。これまでも利益が出たことはありませんし、この値上げでも利益の出ることはないと思いますが気持ちを察していただければ幸いです。

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<おみやげ街道ビエラ小倉店と販売コーナー>

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<北九州市ふるさと納税返礼品へ貼付するシール2種>

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<スナッピー号訪問とおもてなし/ゆず香スムージー>

640-20211013 A4横 540円POP

<2021年秋からの値上げPOP>

“箸休めゆず香”Hashi-yasume Yuzu-ka コロナ禍での9年目の対応【第78報】

コロナ禍2年目の今期、何もしなかったら確実に来期はないでしょう。何かしても継続はきついものでしょうが、町おこしにと食べ継がれた味を日本で初めて商品化した柚子の嗜好品を小規模で作る事業者にとっては。
これまで数回、来期はないよねと家内と話してきたものですが、昨年も5月11日のKBCテレビ”シリタカ 地元の味がSOS“の放映で救われました。

小倉駅新幹線駅ナカ”九州恵みの玉手箱“、北九州空港カフェ・ロゼ、農事センターひまわり市場、合馬農産物直売所さんなどで販売いただき、北九州市の第三セクター平尾台自然の郷では製造・販売もさせていただいています。ここまでの関係が出来てコロナ禍が原因でやめるには寂しい思いがありますね。

昨年末からは北九州観光の中心、小倉城しろテラスでも販売頂くことになりましたので頑張らないと皆さんに申し訳ありませんね。(笑) 近所の住宅街、企救丘にある“めがねステージおかざき”さんにもお世話に、お客さんへのプレゼント用にと毎月注文いただいていましたが、お客様が美味しいので注文したいと言われたようで、今では販売頂いています。特に嬉しいことは、平和通り近くの小さなお寿司屋さんの女将さんに気に入っていただきお客さんへのお土産や料理の材料にまで使っていただいていています。先月、お客さんのいない時間に行った時、突き出しに“箸休めゆず香”一欠けをトッピングしたモズクが出てきました、高級感一杯で。

今のところ試食販売できるようなイベントは皆無に、2月6日の平尾台ふゆはなび、3月14日の平尾台クロスカントリーも無理のようです。3月28日(日)無法松酒造蔵びらきは緊急事態宣言も解除されるので大丈夫でしょうか。年間売り上げ数、1,000個が確保できない時は事業を止めることにしていますので厳しいものがあります。でも、もう1年で10年になりますのでどうにか続けたいものです。

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<小倉城しろテラス;2020.12.24より販売頂いています>

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<めがねステージおかざき;新年のお飾り、親しみがわきます>

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<小倉平和通り近くのお寿司屋さん;タイラギの炙り、美味しかったですね>

“箸休めゆず香”Hashi-yasume Yuzu-ka コロナ禍対応と9年目に向けて【第77報】

 今期はコロナ禍での自粛で販売委託先での売り上げは半減しましたが、5月11日のKBCテレビ”シリタカ!“での”地元の味がSOS“放映のお陰で電話や通販先の”モンベル“様、”ネット九州道の駅“様から沢山の注文が入り、自宅に残る商品が完売しました。
 これは商工会議所のSOSモールに登録したことがきったけで、そのほか通販サイトの旅行業“トクー!”様、カー用品販売業”べステム“様からもお声がけいただき、更に東京世田谷の日経新聞販売店様などからも声をかけていただいたことで店舗販売の落ち込みをカバーすることが出来ました。お声がけいただいた方々に対し感謝にたえません。
 来期は11月5日からの製造を予定していますが、台風10号通過後の9月11日に最初のユズ農家回りをした時はどうにか柚子集まるかなと思っていましたが、今になって予定通りに集まるか心配になってきました。今年は長雨や猛暑、台風で木が倒れたりで綺麗なユズの入手がなかなか難しそうです。
 また、販売面でもコロナ禍自粛で新幹線や航空機の大幅減便が続きそうで店舗販売はあまり期待できそうにないかなと・・・。それでこの春に販売応援いただいたところに再度販売依頼をお願いしようかとも思っています。コロナ禍がなくても大した売れ行きでないのに来期は一層大変な年となりそうですが、間もなく10年になる地元の味、日本で唯一のゆずのおつまみ・コンフィを日本三大カルスト、平尾台周辺へのインバウンドの一助になれるように継続したいと思います。
 どうぞ来期も宜しくお願いします。
【ゆず香ヌーボー発売日】  11月23日(祝) 勤労感謝の日
但し、注文での発送は製造終了後の12月に入ってからの予定です。
【連絡先】 〒802-0986 北九州市小倉南区志井鷹羽台25-6 箸休めゆず香
Tel/Fax::093-961-5273  Email:n-hanao@jcom.home.ne.jp
【販売価格】  支払いは郵便振り込みの後払い。
 箸休め ゆず香70g単品             : 各450円
 (味3種:マイルド/ミディアム/ナチュラル・ビター)
 3個3種入り紙手提げ袋              : 1,350円
 3個3種化粧箱入り                  : 1,500円 
  3個3種入り手提げ&化粧箱入りセット(写真参照) : 2,850円
 6個3種化粧箱入り                 : 2,900円
 10個3種サービス箱入り (一つオマケ)     : 4,050円
大瓶800g入り 【少量計画中・・・要確認方】  : 4,500円
【送料例】  関東840円、関西720円、九州・中国670円、北海道1,220円、沖縄830円(但し、3個入り2箱、6個入り1箱、10個入り1箱まで)。4,000円以上は送料無料、北九州市内は無料配達。

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<5月11日、KBCテレビ“シリタカ!での”地元の味がSOS“での一場面>

20201015 640 ゆず香 商品写真QR入りリーフレット
<マーマレード風なユズのおつまみを”おしゃれなユズのコンフィ“へ変身>

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<3個3種入り手提げ&化粧箱入りセット>・・・ご自宅用とご両親やお世話になった方へ最適

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<柚子の様子、10月13日>・・・まだ色味はなく柚子胡椒用の時期

BS-TBS 2020年4月3日再放送 諸説あり、邪馬台国スペシャル▽古代ミステリー 幻の国は“ここにあった” の要約

【番組説明】・・・ネットより転載
3世紀頃、日本に存在したとされる古代国家「邪馬台国」。 その所在地に関しては謎が多く、「九州説」と「畿内説」の2つが有力とされ300年に渡る論争が続いている。 しかし、今年になって驚くべき発見、遺物が見つかった! この論争に終止符を打てるのか? 堀尾・吉川が現地に飛び、徹底検証を行った。 吉川が向かったのは九州・吉野ヶ里遺跡。 ここで出土した卑弥呼の時代の石器が、“すずり”だと判明したのだ。 文字を持たなかったとされてきた弥生人だが、この時代の九州に高度文明があったのか。 堀尾が向かったのは、奈良・纏向遺跡。 付近の山で、3世紀頃に「水銀」を採掘した痕跡が見つかった。 水銀は中国との交易に重要なもので、豊富に採れる場所に国の中心があったはずだという。 さらに取材班は、「邪馬台国」の存在を唯一記した中国の書「魏志倭人伝」を読み解くため中国へ。 漢字学・歴史学など中国の4人の権威に検証を依頼。 邪馬台国があった本当の場所とは…。 そこで導き出された答えは驚くべきものだった! <初回放送:2019/5/10> 
 
(注) 上記番組説明はTBS番組解説よりコピー。もう少し補足すると、邪馬台国近畿説の堀尾正明氏、九州説の吉川美代子氏はそれぞれ自説の確証を求めて話題の地を訪問、調査したあと、番組独自の中国・台湾調査の報告を見ながら、スタジオで近畿説である作家の夢枕獏氏と鼎談し結論に迫っていった。

【放送要旨】
それぞれの説の第一人者が自説の根拠を述べ、中国・台湾学者は“初期の邪馬台国は九州北部にあった”ことを導き出した。最後に中国学者は、それがある時期近畿に東遷した、その根拠は北部九州の地名と奈良北部の地名の一致からいえると。これで鼎談した3者は取り合えず納得に至る。
※私もこの結論に賛成、卑弥呼の墓も日本で唯一殉葬者のでた平原弥生遺跡と考えている。

1. 畿内説
堀尾氏は、奈良県立橿原考古学研究所嘱託/石野博信氏をガイドに纏向遺跡や和歌山の辰砂採掘場を訪ね水銀朱の採掘から考えて畿内説の正しさを実感した。
 石野博信氏:下記4つの根拠から箸墓古墳こそ卑弥呼の墓だ。
① 纏向には王宮跡がある。大型建物跡や2,800個もの桃種が出土。
② 纏向には全国から土器が集まっている。九州、四国、山陰、河内、東海、関東から。
③ 卑弥呼の墓と想定される前方後円墳の箸墓古墳がある。後円部は径百歩に相当。
④ 水銀朱(丹)が付近で取れた。この時代九州では取れず、中国が一番欲したもの。


2. 九州説
吉川氏は、考古学者でミスター吉野ケ里と呼ばれる高島忠平さんの案内で吉野ケ里遺跡や平原古墳を実見し硯の発見から九州説への確信を深めた。
高島忠平氏:次の3つの根拠から吉野ケ里は邪馬台国の一つの候補地である。
① 魏志倭人伝と同じ構造の集落がある。宮室、楼観、城柵を有している。
② 鉄製の武器。吉野ケ里では260点以上の鉄の矢じりが出土、奈良では出てない。
③ 多数出土する硯。木簡の文字を削る削刀、机とした案(あん/福岡市、雀居遺跡)の出土。
次も当然、重要な根拠となるが入れずとも九州説は確定と言うことであろう。
④ 卑弥呼の墓と考えられる平原王墓の存在。46.5㎝の内行花文鏡、ガラス耳トウ(ピアス)の出土。

3. 中国の調査
① 王趁意(オウ チンイ) ・・・民間研究家
・洛陽の古物商から手に入れた三角縁神獣鏡をコレクションに。(2015年朝日新聞)
・邪馬台国は三角縁神獣鏡が多く出土する畿内に有った可能性が大きい。

② ザン克和(ザン コクワ)教授・・・中国教育部学術研究センター、漢字学の最高権威
【解析1】 漢字学で読み解く邪馬台国⇒音が重要
・九州北部と断言できる。
・漢字は意味を持たない、ヤマとは九州北部一帯を指す音である。
・大阪教育大学、美術書道教育専攻/張 莉准教授は、ヤマは縄文時代から九州を示す呼び名と述べている。
・対海国、一大国、末盧国、伊都国、奴国はいずれも九州にあり邪馬台国が遠い近畿にあるのは不自然。【地図1】

③ 陳 長崎(チン チョウキ)教授・・・中国魏晋南北朝史学会副会長
【解析2】 歴史学で読み解く邪馬台国
・刺史 = 監察官/漢代 = 行政官/魏の時代
・陳寿が晋代に書いたものであるが、魏より古い漢代の文書が混在した文章である。
・邪馬台国の場所は、「九州」が理に適う。
女王国の東、海を渡る、千余里。復た国あり、皆倭種。⇒邪馬台国に東には海がある。
⇒近畿説では合わない。⇒九州にあった。

4. 台湾の調査
① 周 徳望(シュウ トクボウ)教授・・・台湾大学政治学研究所
【解析3】 中国史書で読み解く邪馬台国
・中国史書の距離の記述はあいまい。距離より方角が正しい。
・梁書(636年) 、扶桑国=日本。 会稽東治之東(長江の河口付近)⇒九州
・明代の古い地図を見ても長江の東に九州がある。【地図2】
・卑弥呼の居場所や邪馬台国は九州にあったはず。
・戦乱の中での同盟国文化の記述は正しいはず。文身の習慣は九州の隼人や熊襲の習慣であり畿内には習慣がない。
・牛馬なしともあるので伊都国は近畿に近いはずなのに事実はそうでない。邪馬台国は官職、役人の多くいる伊都国の近くにないと祭りごとが出来ないはず。
・伊都国⇒現在の糸島市には爾支、副を世謨ク、ヘコク、一大卒などの官職があるので邪馬台国は伊都国の側に合ったと思う。

5. 中国/陳 長崎教授の最終結論
陳教授の最終結論として;
・邪馬台国は九州にあったが、畿内に移動した。同時に地名も移動した。【地図3】
・邪馬台国東遷説の根拠とされる「地名の移動」、国が移動すると地名が移動する例は中国には多い。
・これが神武東遷の根拠となっているか。
以上
2020.5.18 記

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【地図1】 伊都国などは九州にあり邪馬台国が遠い近畿にあるのは不自然

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【地図2】 明代の古い地図を見ても長江の東に九州がある

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【地図3】 邪馬台国は九州にあったが、畿内に移動した。同時に地名も移動
プロフィール

企救とら三郎

Author:企救とら三郎
 団塊で定年を迎え、愛猫”虎三郎”と夫婦3人?暮らしで、現在趣味を生かした仕事を求職中です。
 ようやく時間が出来て九州王朝の探求、里山の整理、特産品製造での町興し、町内会史の整理等色々と手にかけていますが何か一つでも実にしたいと思っています。 2012年7月 花生直樹

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